養豚をはじめ、農林水産物の物流と生産現場を観察。併せてピンクマーメイドで借りた2本のタンクで潜った。
東シナ海に臨む西側と、太平洋側の東側。そして南北でも、人も集落や街の雰囲気も違う。
中南部が人の営み中心なのに対して、北部は自然の中で人間が生かされている、という印象。全体的には生産現場も人の営みも、内に志向が向いていて、JAや県等行政サイドの発信する情報と隔たりがある印象。
潜ったのは、ナイトで与那。早朝で宇嘉。珊瑚は少なく、藻類が多い。魚影は少なめ。透視15m、水温28℃。宇嘉-25mで太さが10cmありそうな極太イラブー(ウミヘビ)。
与那でナイト終了後、昼間オクマビーチ沖で微風の中ウインドのレースをしていた大学生2人が寛ぎに来た。動物や虫の声しか聞こえない夜の駐車場で人に出会うとは…(笑)久しぶりにウインド話で盛り上がった。
16日は茅打バンタ、宜名真トンネル付近の駐車スペースで、ピンクマーメイドで借りたカセットコンロで自炊し車中泊。夜更けまで生き物をウオッチング。
最北端の辺戸岬入口の街灯で、2匹のアオバズク(フクロウの仲間)が灯に集まる虫を捕食していた。野生のフクロウを見るのは初めて。
街灯がほとんどなく、月齢8弱の月明かりの中、飛ぶ光の点を見つける。沖縄に陸生のホタルが生息していたとは知らなかった。幼虫も発光していて、よく見ると歩道のそこかしこで淡い緑の光の点が、瞬いている。沖縄には20種ほどホタルがいるらしく、同定はできなかった。
伊平屋島、伊是名島、与論島、伊江島、本島側ではオクマビーチの明かりを遠く望み、頭上は久しぶりに見る天の川。
さ、明日からは、人の営みの中に戻ろう。
from start to end.