Angelica keiskei/アンジェリカ ケイスケ/アシタバアシタバ。日本原産の、セリ科シシウド属の植物。

英名はなく、学名は、Angelica keiskei(アンジェリカ ケイスケ)。日本初の理学博士、伊藤圭介の業績を称えシーボルトらにより献名。強壮作用のあるシシウド属の植物は、その学名にラテン語の”天使”に由来するアンジェリカ、を冠する。

和名、明日葉(アシタバ)の由来は、強靭で発育が速く、「葉を摘んでも明日には芽が出る」からとか。

アシタバ特有の機能性成分「カルコン類」は既に注目されていて、2005年の市場流通量は1500トンで野菜としての需要量の10倍の規模。カルコン自体の需要はまだ満たされておらず、タカラバイオが工業的生産法を確立し、シェア1位となっている。

一般消費者への認知が高まれば、外中内食での葉物野菜としての需要も飛躍的に拡大させることができると考えている。