センカクガジュマル喜界島から、センカクガジュマルとテンバイが届いた。

尖閣諸島に自生するセンカクガジュマル。ガジュマルは熱帯の常緑樹で、世界に800種ほどある。幹は多数分岐し、無数の気根を垂らし、地面に達すると支持根に成長する。

南西諸島の海岸に自生するバラ科のテンバイ。春、梅に似た小さな白い花を天に向かって咲かす。

光合成は、植物の生態は、本当に面白い。

テンバイ(天梅)ノーベル化学賞根岸英一氏の人工光合成プロジェクト。

進捗するほど、知らなかったことが分かる基礎研究だろう。光合成も代謝も、植物のそれに触れた身として驚異的なメカニズムに驚嘆した記憶がある。そのインプットとアウトプットに修士レベルでは全く全容を掴むことはできなかった。

植物は無機物を代謝して生命活動を行っている点で動物と根本的に違う、という当たり前のことに気付いたのは、実はつい最近(笑)

藻類由来のバイオ燃料生産が注目を集めているけど、良く名前が出るオーランチオキトリウムは、従属栄養なので培地に糖などの餌が必要。光合成により増殖する藻類に注目する研究グループもあるようだけど、生産効率が低いようだから、どうなるのだろうか??