GPZ1100cam仕様(笑)昨年7月に乗り出して1年経ったGPZ1100

ツアラーという”走る”ことを意識した設計からか、手足にように駆る感覚が愉しめる。と同時に、キツめの前傾姿勢など少し気合がいるためか、良い具合に飽きない。

初代のバイク(GPZは14代目)、VFR400Rはさすがに前傾がキツ過ぎで背筋と腰を痛めて挫折したけど(笑)

燃費は18km前後。難点は車重。私の体重を合わせれば400kg以上。パワフルな直列4気筒で無理やり加速するけど、当然ブレーキは効かない。

ただ、エンジンブレーキはやたら効く。100kmからの制動距離は100mちょっとか??いつも、停車寸前で”仕上げ”という感じで、ディスクブレーキを使う。(6速でもかなり引きずる感じがあるから、流れにしばらく乗りたい時はクラッチを切って、車重を活かして慣性で転がす。)

走るという点で辻褄は合わせられるけどエコではないな、と思う。

けれども、技術的に電気自動車やバイクの方が高性能になり得るのは理解した上でも、内燃機関はやめられないと思う(笑)

EVは移動手段としての観点では最適化されているけど、今カーボンニュートラルなバイオマスを一次エネルギーとして活用することが進められているし、内燃機関に駆逐されたカタチとなったスターリングエンジン等の外燃機関も様々な燃料を活用できる点等で見直されている。

燃焼による移動手段は社会全体のエネルギー代謝という視点で見ると、全体最適化されたソリューションではないか??なんて言い訳は置いておいて、これからも燃やして走り続けたい(笑)

GPZ1100との付き合いは、まだ続きそうだ。