カブトムシとスズメバチ先日まで数回、川崎市内の里山へ。クヌギの樹液に集まる虫の傾向が20年前とはだいぶ異なる。

キタテハがほとんどいなくて、アカボシゴマダラ多数。昆虫マニアによる人為的な放蝶の可能性が高いといわれる典型的な外来生物。

カナブンは相変わらずで(笑)、クロカナブンは昔より個体数が多い気がするけど、カナブンくらいにサイズダウンしてる、種間交雑??

シロテンハナムグリはレア。そういえば、アオカナブンは1匹も見ない。スズメバチ、コメツキ、キマワリ、ヨツボシケシキスイ、、

1回、ノコギリクワガタのオス、しかも長歯系を見つけて、上がった!!(笑)ノコギリは、この1回限りでメスは見ていない。。

センチコガネとかフンコロガシ系がいないのは、ここが犬の散歩を禁止してるからか??代わりに、シデムシ系を良く見る。カミキリやハンミョウ系はまったく見つからず。

人口の池には、成体と思われる5cm強のアメリカザリガニのみ。市の予算で再開発されたはずだけど、生態系への配慮がない。多くの種が淘汰されて、特定の種に生物画一性が、そしてメス化が進んでいる。

世界の名酒事典は、ワインの増加で厚みを増す一方だけど、生き物の図鑑はドンドン薄くなりそうだな。

コクワガタ、カブトムシ共、メスがほとんど。コクワに至っては、9割5分がメス。。環境ホルモン??

ちなみに、ウミガメは性染色体ではなく、卵が埋められた砂中温度で性別が決まり、アカウミガメの場合。29.7度以上でメスになるため、温暖化によりメスが増える可能性がある、とのこと。