マッコウクジラの下顎骨外房で打ち合わせ中、初夏、近くの浜に大きなクジラが打ち上げられたと聞く。

次の予定を後ろ倒しにしてもらい、車載しているダイソーの100円押し切のこぎりを携え浜へ。

ほとんど何も残っていなかったけど、下顎骨、椎間板、肋骨が転がっていた、、ってこの下顎骨、マッコウクジラじゃねーか!!!

浜にいた人によると、市役所や漁師が海に戻そうとしたものの、重くて断念、放置され今に至ったとのこと。

下顎骨の長さが3.4m、過去の記録にある体長や体重と顎の長さが比例すると仮定して、12m強。30tの個体。大きさから考えて、成体の雄か?

7月くらいにも数頭のクジラやイルカが打ち上げられたらしい。地震の影響か??

富士山と夕日脊椎や歯などは持ち帰られたようだけど、工芸材料に使われる下顎骨は重いからか残っていた。1頭のマッコウクジラに1対ある下顎骨、この個体の骨は片方だけで50kg以上あったから、無理もないか…(笑)

クルマに積める長さではないので、浜中の人に注目されながら切断。40分かかった。。

後日調べたら、国立科学博物館のHPにこのクジラのストランディング情報が載っていた。
>> 千葉県勝浦市でマッコウクジラ漂着